関門時間旅行

「壇ノ浦」も「巌流島」も「馬関戦争」も、みんな関門海峡だったなんて!

「壇ノ浦」も「巌流島」も「馬関戦争」も、みんな関門海峡だったなんて!

関門プロデュース研究隊 隊長 富田です。
このブログは、「関門?それどこ?」という方が対象ですので、地元の皆さんはスルーしてください。

さて、もしあなたが「旅が好き」というなら、とにかく一度は、関門を旅することを強くオススメします。

なぜなら、関門は超A級の旅コンテンツのかたまりだからです。

忘れられた京都級のコンテンツ!?

「他には無いユニークな絶景」「平安〜近代まで様々な時代の有名史跡の宝庫」「歴史ヒーロー・ヒロインのゆかり地」「誰もが知る有名ストーリーの舞台」「超重要な神社仏閣」「ふぐ〜焼肉、焼きカレーなどB級グルメまで楽しめる食」「鉄道・船・橋・建物・トンネルなど、各オタク垂涎のコンテンツ」、そしてそれらが狭いエリアに同居している、信じられないほど面白いところ

できれば2泊3日。下関と門司とに1泊ずつの日程で、その間何度でも関門海峡を往復できるように関門汽船のトライアングル券(900円で一日乗り放題)を買ってください。

「お前、どうせ大げさに宣伝してるんだろ」と思われるかもしれませんが、いや私自身が2008年にこの地に初めて来て、「えーーーー!そうだったのか〜ぁ!!!」と口をあんぐりあけたことが何度もあったので、その衝撃をお伝えしたいのです。

まぁ、もしかしたら、僕があまりにこの関門の魅力について知らなすぎたから、衝撃が大きかったのかもしれません。

「壇ノ浦」の名は日本中の誰もが知る地名でしょう。「関ヶ原」くらい有名。
でもそれが関門海峡の一番狭い、関門橋のかかるところだと知った時、「へ〜〜、そうなの」とびっくりでした。

そして、武蔵と小次郎の戦いで有名な「巌流島」。この島の名前も日本中で知らぬ人の方が少ないくらい。
でもそれが関門海峡に浮かぶ小島だと知っている人は、どのくらいいるのでしょうか?
少なくとも私は知りませんでした。「え〜〜〜、そうなの!」とまたびっくり。

幕末の歴史好きや坂本竜馬ファンなら竜馬の盟友「高杉晋作」「馬関戦争」もおなじみでしょう。
高杉晋作率いる長州軍が1963年に外国船を砲撃するも反撃され、さらに翌年大艦隊で返ってきた英米仏蘭4カ国連合艦隊に大敗した高杉晋作が時代の潮目を感じ、一気に時代が明治に動き出すのもこの関門海峡です。
まぁ長州藩ですから考えてみれば当然なんですが、申し訳ないですが私は関門海峡とは意識していませんでした。

それにしてもこれほどの歴史の大舞台なのに、あまりに認識されていない(もちろん地元の人は知ってますけど)のがこの関門海峡です。いわば、忘れられた京都級のコンテンツ!

風景だってこんなところは他にはない!

そして景観的にもこんなに面白い所はめったにありません。

まずなんといっても「関門橋」
初めて関門橋を渡って関門海峡を見た日の衝撃は忘れられません。

2008年の春に、当時クロスFMという小倉に本社のあるラジオ局の事業再生プロジェクトのために、初めて北九州という街にやってきたのですが、北九州自体に特定のイメージが何もありませんでした。来てみれば「ああ〜、八幡製鐵所のあるところか〜」と思ったくらいです。

そんなとき、下関のクライアントに挨拶にいくことになりました。
北九州側から高速道路を走っていくと、ずっと山の中を抜けてきますから海が近いなんて想像もしていません。

そんなとき、とあるカーブを曲がるともうホントに突然視界が開け、美しい関門橋が現れます。
そして川のように蛇行する細長い海、そこを次々連なって通る巨大なコンテナ船や客船の列が一気に現れます。ほんと、唖然とする光景なのです。

「こんなにドラマチックで感動的な風景なのに、なんでイメージが刷り込まれていないんだ?」

当時も非常に不思議に思った覚えがあります。

その後、両市の役所の人に話を聴く機会が増え、今となれば理由はよく分かります。簡単にいってしまうと、2つの行政区にまたがっているが故に関門はPRがされにくかったということ。PRのポテンヒット。

例えば、サンフランシスコと聴いて、あなたはどんな絵が思い浮かびますか?

急な斜面を走るトラムやチャイナタウンという人もいるかもしれませんが、何といってもゴールデンゲートブリッジ:金門橋のバーンとかかったあの絵ヅラではないでしょうか? ね〜!

まさにそれに匹敵する光景が、誰の脳裏にも浮かばないってどういうことなのか?
それも、その海峡はこの国の歴史上、極めて重要な潮目が何度も訪れたエピソードのかたまりです。旅好きの友人が遠くから来るたびにつれていき「え〜!」と驚くのを何度も見ました。

関門汽船は、ジェットコースターより楽しめるアトラクション!

この関門海峡、なんと1日に1,000隻もの船が通っていきます。これほど多くの船が動いているのを見ることはなかなか無いんですが、さらにユニークなのは「船が横切る」ことです。

わたしは横浜で育ったので港は見慣れていますが、船は港を出ると沖に向かってどんどん小さくなっていくものです。どこでもそうでしょう。

ところが関門では、船は横切っていきます。まるで踏切で電車を見ているような感じ
右から左、左から右・・・ほんとに次々と船が目の前を横切っていくのは、この海峡でしか味わえない不思議な光景です。

そんな海峡を、1隻だけ猛スピードで直角に渡っていく小さな船があります。
そう、「関門汽船」。下関と門司港とをわずか5分で結ぶ連絡船です。

一日1000隻でかい船が通っていく海峡を、10分に一度横切るわけですから、もちろんしょっちゅうニアミスし目前に迫ります。それをドリフト気味にギリギリ回避しながらスピードは一切緩めない関門汽船のカッコイイこと!船を操る船長にはまるでアイドルのような女性もいて、サインでももらおうかという気分になります。

関門汽船の面白さを語り出すと長くなるので、こちらはまた改めてレポートしたいと思います。

 

とにかく、こんな面白い所はめったにないのに、今はあんまり知られていない関門に流れる時間の魅力を、仲間と一緒に楽しみながらお伝えしていきます。

ちなみに、8月24日(木)の夜7時から、下関ドリームシップに仲間が集って、関門の魅力を探るネット番組を公開生中継します。

博報堂のCMクリエイターから90年代に日本テレビの宣伝部長になって、今も使われるブタマークや「日テレ」の呼称統一などブランディングに力を発揮した岩崎達也さん(現・九州産業大学教授)が、若い頃から憧れだったという門司港在住の世界的アーティスト黒田征太郎さんのアトリエを訪ねた様子を中心に、「海峡のある街の魅力」をみんなで探る90分。当サイトで見れますので、ぜひご覧ください。

また、現場でのイベント観覧をご希望の方は、当サイトで受付けます。こちらは先着200名!

About The Author

関門プロデュース研究隊隊長富田 剛史
関門エリアの魅力に惹かれ、しかしそのA級コンテンツが地元以外にあまりに知られていないのを何とかしたいと「関門プロデュース研究隊」を旗揚げした。日々、一風変わった仲間が増殖中。あなたもいかがです?

メディアプロデューサー
メディア化 支援アドバイザー
トミタプロデュース 代表取締役

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