『関門時間旅行』ナビゲーターのアンナです。お正月が過ぎ、いつもの毎日が戻ってきた頃でしょうか。遅ればせながら、本年もどうぞ宜しくお願い致します。さてさて、今回は今更!?という声が聞こえてきそうなタイミングで、このプロジェクトに所縁の深いアノお宿をご紹介します。

本州最西端に佇むゲストハウス「UZU HOUSE」

『関門時間旅行』番組出演でもお馴染みの沖野充和さんがオーナーのUZU HOUSE(ウズハウス)。

このお方ですね。はにかみ笑顔が素敵な沖野さん。イラストレーター上大岡トメさんをゲストにお迎えした第3回放送の中継場所でもありました。私も何度もお邪魔したことはあったのですが、先日、念願叶ってお泊りしてきました。

キュートなフグマークが目印!なんと言っても、UZU HOUSEの魅力は関門海峡に面した絶好のロケーション。時間により刻々と表情を変える海峡がすぐそこ!目の前なんです!ご自身もこのゲストハウスに宿泊した第2回放送のゲスト、写真家ハービー山口さんはUZU HOUSEからの景色をこんな詩的な一枚に収めています。

屋上のテラスで撮られた一枚。宿泊者が利用できる、とても開放的なスペースです。こんなに関門海峡を目で!肌で!体感できるお宿は少ないはず。私が宿泊した日は曇り空でしたが、
天気が良い日はここから見える日の出がとても綺麗なんだそうです。

海峡を滑るように進む大小の船をゆっくり眺めているだけでリラックスできます。下関に面した関門海峡の大きな渦のように渦巻き、交差する場所になるようにと、かつての割烹旅館をリノベーションして造られたUZU HOUSEは本州最西端にあるゲストハウス。

宿泊施設だけでなく2階はカフェ&バー・・・

本が置いてあるゆったりカフェスペースと・・・

海に面したお洒落カフェコーナー。暖かい季節はバルコニー席も人気だそう。3階はイベントスペース・・・

ここから『関門時間旅行』を放送しましたね。他にも音楽イベントやヨガクラスなんかも開かれています。4階はシェアオフィス・・・

窓が大きく自然光がふんだんに入ってくるので心地良い空間です。こんなオフィスだったら仕事も捗りそう。このように多様な空間を提供し、旅人と地元の方々との出会いの場となっています。

あなたはどのタイプ?宿泊部屋の種類もいろいろ

宿泊できるお部屋のタイプも様々です。まず、一人旅やカジュアルに宿泊したい方には「男女MIX16人ドミトリー」タイプ。

カーテンがカラフルで可愛いですよね。2段ベッドは地元・山口大学で建築を専攻する学生さん達が製作されたそうです。ドミトリーは女性専用部屋もあります。他にも、旅館気分で寛ぎたい方に「和室タイプの個室」や・・・

「洋室タイプの個室」もあります。部屋タイプや人数でも変わりますがお値段はお一人3,000~4,500円ほどで宿泊できます。また、豪華な気分を味わいたい!グループで伸び伸び宿泊したい!という方には「デラックスルーム」も。ラグジュアリーな空間には、床材に山口県産のシイの木、建具に徳地和紙、木工ランプに県木の赤松を使用するなど、隅々まで地元のこだわりを活かしています。宿泊後、お掃除前だったので残念ながら写真は撮れませんでしたが、お部屋を見せてもらった印象はまさにホテルでいうスイートルームといった感じ!この時はお友達グループの忘年会で利用されていたそうです。ナイスアイディア!私はお一人様だったので「洋室タイプの個室」に泊まりました。お部屋にはこんな張り紙が・・・

分かりやすくて、可愛い。UZU HOUSEにはこうした張り紙が色んな所に貼ってあります。特に共有スペース等はゲストハウスによってルールが異なるので、この辺りはしっかり守りたいですね。デラックスルーム意外は基本的なトイレやシャワー、洗面所などは共有になります。
女性用シャワールームはこんな感じ。シャンプー、リンス、ボディソープ有。

洗面台にはヘアドライアーが完備されています。あ、私が映ってますね。いずれも、とても綺麗にお掃除されていて快適です。他に宿泊客にとって便利なのはキッチン!屋上テラスの横にあります。

ガスコンロ、流し、冷蔵庫、電子レンジなど一通り揃っているので簡単なお料理もできちゃう。ここにも可愛い張り紙が・・・

みんなで気持ちよく使う為にね♪テーブルにはこんなノートが・・・

宿泊者が自由に記入できるゲストノート。3冊目に突入していました。中を開いてみるとプロ!?と思うほどの本格的なイラスト入りで日記を綴っている方や、英語、韓国語での書き込みも。たまに旅行者やスタッフ、地元の方で集まり料理をして宴会を開くこともあるんだとか。こうした出会いと心の交流が出来るのはゲストハウスの魅力ですね。

知って得する!意外と穴場かも!?

冒頭でもロケーションがとにかく良い!と書きましたが、屋上テラスでは関門花火大会を眺めることができるそうです。このタイミングに合わせて宿泊してみるのもいいかも!しかも、UZU HOUSEが面しているのは海だけではありません。建物の反対側は・・・でーん!!!

赤間神宮の真ん前!!ドミトリータイプや、和室タイプの個室の窓からしっかり見えます。
ちょっと縁起が良い感じ?夜はライトアップされた姿が幻想的です。びっくりするくらい近いので、5月に開催される赤間神宮の先帝祭の様子も見えるそう。そして、11月開催の下関海響マラソン開催時にはランナーが目の前を走っていくとか。UZU HOUSEは下関で開催される名物行事を間近で体感できる穴場スポットなのかもしれません。しかも、門司と下関を結ぶ連絡船乗り場からも、下関市立しものせき水族館「海響館」からも、美味しい魚介がそろう「唐戸市場」からも歩いて10分ほど。もうここまで書いたらお分かりいただけますよね?下関を訪れる際、UZU HOUSEを利用しない手はないでしょ!?

にこやかに対応してくれる親切なスタッフ、そんなスタッフの顔を見にふらっとやってくる地元の方々、ガイドブックを開きながら今日の予定を立てている旅人たち。オーナーの沖野さんが思い描いた「人が集い、交流する空間」がここにはとても自然な形で存在しています。私もUZU HOUSEファンになりました。またお邪魔します!

詳しい情報はこちらから!:http://uzuhouse.com/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です