関門時間旅行

世界に冠たる”海峡都市” 『関門』の魅力を探り コンテンツにして旅に誘うプロジェクト

世界に冠たる”海峡都市” 『関門』の魅力を探り コンテンツにして旅に誘うプロジェクト

関門エリアは、これほど旅人の好奇心を刺激する「完全な旅先」なのに、ほとんど知られていないのはなぜか?

「関門時間旅行」は、極めて典型的な”海峡都市”『関門』独自の魅力を、探り、楽しみ、拡める目的で、下関市・北九州市との協同で2017年夏にスタートし、その後行政との事業期間を終えた現在では、トミタプロデュース株式会社が中心となり民間で継続しているプロジェクトです。

あなたは「関門」というエリアをご存知でしょうか? 「関」は山口県下関市の関、「門」は福岡県北九州市の門司区で、本州と九州を隔てる二つの街と関門海峡を併せた呼称です。「関門」は、知れば知るほど、旅人の好奇心を刺激する魅力的で一体感のあるエリアです。下関または門司のどちらか片方だけを旅して、魅力の根幹である関門海峡も体感せず帰るのは、変な例えですが、ハンバーガーを買って片方のバンズだけ食べるようなものです。

なぜそうなるのか?「関門」という行政区がないからです。市も県も違うどころか、中国地方と九州地方、本州と九州・・・何もかも分断される運命にあるのが関と門。ですのでガイドブックや旅サイトでも分かれてしまって存在が希薄になります。下関の次に門司の紹介ならまだしも、山口県の次に四国4県が挟まることがほとんど。「関」と「門」とのページは遠く離れます。行政の観光課なども力を入れにくい構造です。

イカリを背負った平家の総大将 平知盛

しかし、古来から「関門」は超有名物語の舞台となったエリアで、こんなA級コンテンツに溢れる旅先はなかなかありません。
源平合戦「壇ノ浦の戦い」と武蔵と小次郎の「巌流島の決闘」どちらも関門海峡です。
古代史好きや神社好きには「神功皇后(じんぐうこうごう)」の伝説もたくさん残ります。足利尊氏が室町幕府を開く意を決したのも関門海峡なら、幕末に高杉晋作が欧米艦隊に敗れ倒幕へ一気に傾くのも関門海峡。時代の変わり目には、常にここ関門で象徴的なことが起こります。

それは偶然でしょうか? いいえ、それらはすべて昔から文字通り日本のゲートウェイの海「関門海峡」があるからこそ起きた必然の出来事です(古代から今に至るまでの歴史は、こちらにざっとまとめました)。海洋国ニッポンでは、古来から瀬戸内海こそがハイウェイであり、外国と通じる道でもあったからです。

巌流島にある武蔵と小次郎の像

世界に冠たる”海峡都市” 『関門』独自の魅力を探りたい

歴史だけではありません。これほど狭い国際航路がS字蛇行している海峡なんて、トルコのイスタンブールと関門くらいではないでしょうか? そのため、関門海峡では大小の船がまるでパレードのように列になって通っていきます。横浜や神戸のような港町では船は沖に向かい船の舳先(へさき)や後面の艫(とも)の部分を見るものです。しかし下関や門司港では、関門海峡を行く船が「横に動いている」のが日常風景!このなんとも言えない面白さは、船マニアでなくともワクワクします。

また、我々の「世界の海峡都市」の研究で明らかになったのは、海峡を挟んで異なる民族や文化が向き合う「海峡都市」では、常に争いと共に交流の歴史があり、対岸の異なる文化とのグラデーションが起きるということ。イスタンブール、香港、シンガポール、ジブラルタル、メッシーナなど、世界に「海峡都市」と呼べる街があり、どこも両岸の性格の違う街の争いと交流が面白い文化を形成し、それが旅先としての魅力になっています。

そして、日本ではこの「関門」こそが典型的な海峡都市といえます。今では両岸ともにレトロなイメージではありますが、本来は古い武家文化と商都の下関に対し、明治以降急速に開かれた新進気鋭の門司港という違いがあり、今も様々なところで感じられます。(こちらもご参照ください

こんなに面白い旅先が、たまたま行政区が分かれているという理由で多くの「分類」から漏れていて、幸か不幸か今はそれほど混んでいません。たまたまこのサイトに来たあなたは、存分に楽しんでください!!

「時間旅行」の聖地、海峡都市 関門
今日は、”いつの時代” の “誰” を訪ねに旅に出ようか。

さて、「時間旅行」とは、かんたんに言えばある時代へと想いを馳せてみる旅です。
「歴史的な建物や遺構」などがあると【時間旅行のきっかけ】になります。日本では神社仏閣がもっともその役割を果たしているでしょう。

和布刈神社からの関門海峡

でも普通大きな街では、周囲はオフィスや住宅です。ところが関門の場合は、1000年前1000年後も変わらぬ関門海峡と共に神社仏閣や歴史的建物があるのです。

また、有名な巌流島は今も無人島です。
「行っても何もないですよ〜」という人もいますが、いやそれがいいのです!小さな無人島だからこそ家も道路も無く、最低限の整備をした公園があるのみ。武蔵と小次郎が見たであろう風景がありあり想像できる形で残っています。

何より関門海峡は、あの人がいたあの日も、今日も、ずっと先の未来も変わりありません。きっちり日に4回流れの方向を変えながら大河のように激しく流れ続ける海。高杉晋作と坂本龍馬も、宮本武蔵と小次郎も、源義経と平知盛も、神功皇后だって・・・眺めた景色だと誰もが簡単に想像できます。

いかがでしょう? 関門ほど「時間旅行」に向く場所は、まずめったにありません。

関門時間旅行を企画する関門プロデュース研究隊では、これからたくさんの「旅」を開発していきます。
また、「時間旅行のガイドブック」も開発しています。

このWEBサイトの情報が、あなたの素敵な「関門時間旅行」のお役に立てれば幸いです。
海峡都市で、会いましょう。

「関門を”時間旅行”するコツ」
はこちら

関門プロデュース研究隊 一同

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