『関門時間旅行』ナビゲーターのアンナです。師走に突入。年末年始のご予定は立っていますか?お正月休みに海外旅行も良いけれど、しっぽり国内旅行もいいな。遠くへ行くよりも、比較的近場で日々の疲れを癒したいというアナタにオススメな下関のお宿をご紹介します。
関門橋を望む贅沢なひとときを「関門の宿 源平荘」
(公式HPより)
その名はずばり「関門の宿 源平荘」。下関ICチェンジより車で約3分。JR下関駅からはバスで約15分。壇ノ浦の合戦や巌流島の決闘など歴史の舞台となった関門海峡を一望できるお部屋がバリアフリータイプも含め、多種揃っています。勇ましい宿のお名前がこんなにしっくりくるロケーションは他にありません。中へ入ると…
(公式HPより)
広々としたフロント。フロントスタッフが笑顔で迎えてくれます。夜10時くらいに私はチェックインしたのですが、ロビーには湯上りのご家族がのんびり談笑していました。可愛いチビッコちゃんもサイズの大きいスリッパを履いてパタパタの走り回っています。家族連れに人気のようです。そして、ロビーには驚きのサービスが!!
驚きの無料サービスに思わず「え?いいんですか!?」
(公式HPより)
なんと!!宿泊客にはロビーにて生ビールとソフトクリームの無料サービス!!「え?本当に無料なんですか?」と思わず質問すると、フロントスタッフさんはにこやかに「はい。ロビーのみの提供になりますが。無料です。」と。大浴場の入り口も1階にあるので、先ほどのご家族もパパとママは湯上りの一杯を、お子さんはデザートを楽しんでいたのです。なんて嬉しいサービス!お風呂上りのビールを想像しながらお部屋へ到着。
気になるお部屋は?
私は洋室ツインに泊まりました。贅沢に一人で!!笑。広々として明るい雰囲気のお部屋です。ベッドの上には綺麗に浴衣が配置されていました。
「日本の宿に来た。」感が高まりますね。バス・トイレはこんな感じ。
とても清潔です。懐かしさを感じるスリッパがイイ味出してます。
コントとかで頭叩いたら映えそうなスリッパだなぁ…あ、ごめんなさい。どうでもいい情報でした。お部屋には大きな窓がありまして、外を眺めると…
ちょっと写真が暗いですが、夜の関門橋を望むことができます。外はとっても静か。
お休みに前にゆっくり湯舟に浸かりたい。という事で大浴場へ!
公式HPには「こじんまりとしていますが、とても温まります。広くはありません。」と控えめな説明が書いてありますが、疲れを癒すには十分。ゆっくり温まった後は、冷たい生ビールをいただき「ぷはーっ!」ぐっすりと眠りにつきました。
これぞ「関門ビュー」!!
そして、翌朝。目を覚ましカーテンを開けると、そこには「関門ビュー」!!
朝日に照らされた関門橋。その下を行き交う船たち。「関門時間旅行」を通して、この光景は確実に私の心の中で特別な位置を築きつつあります。隊長の思うツボじゃない。ちょっと悔しい。朝一で目に入ってくる風景でこんなに気分が変わるものなのですね。良い一日のスタートを切ったところで、朝食は竹を配した館内のレストラン「関彩(せきさい)」で。
源平荘はフグ料理が自慢とのことで、夜はフグのコースなんかも食べられるのでしょう。ボックス席もありゆったりとしたレストランはランチも提供しているとのこと。
ボリューム満点の朝食!お腹いっぱい大満足です。元気がモリモリ出たところで、この日は天気がとても良かったので周辺を散策してみました。
お宿の近くの観光スポット
「源平荘」を出て、坂を下り、道なりに歩いていくと「みもすそ川公園」に着きます。
ここから眺める関門橋もいい!公園には長州砲のレプリカがあったり…
壇ノ浦の闘いを再現した源義経と平知盛の銅像があったり。
逆光でシルエットのみになってしまいましたが、それでも絵になる!
海風と外の空気が気持ちよくて、ずんずん歩いていくと「関門トンネル人道入り口」の看板が。
船では何度も行き来していた私もまだ歩いて関門海峡を渡ったことはなかったので、いざ海面下40m以上へ!ちなみに通行料金は無料、自転車やバイクの場合は20円かかります。
思った以上に直線!てくてく歩いていくと海底県境を発見!!
どうやってココだと判断し…た…という疑問は浮かびますが、テンションはUP!「福岡県」と「山口県」を3回くらい行ったり来たりしました。はい、一人で。歩き出してからほんの15分ほどで「門司側」に到着。和布刈神社の入り口のすぐそばに出ます。
九州最北端に位置する和布刈神社、せっかくなのでお参りすることに。
この神社には海に面した鳥居も建っています。実はこの前日、「関門時間旅行」の取材で神社マニアとしても知られる、イラストレーター&エッセイイストの上大岡トメさんと船上参拝をしました!海から見える景色とはまた印象が違う。
この様子は第3回目の番組「神宿る海峡へ!関門時間旅行」で観ることができますので、是非トメさんの解説とともにご覧下さい。
関門歴史散歩でリフレッシュ!
ちょっと周りを散策…程度に歩きだしたのですが、途中休憩をはさみつつ、ゆっくり2時間ほどかけて門司港エリアまで歩いてました!気軽に出発したものの、結果的には見応えたっぷりの歴史散歩となりました。話は戻りますが、総合的に「源平荘」はファミリーフレンドリーなお宿だと思います。宿泊価格は2万円前後ですが、平日プランを使えば食事も込みで1万円台でも宿泊可能!特に美味しいお料理を食べながら、家族とゆっくり語らいたいという方にぴったりです。
「関門の宿 源平荘」詳細は公式HPをご覧ください。
HP: http://www.genpei-sou.com
近くには私が巡った「みもすそ川公園」を始め、「赤間神宮」や「唐戸市場」「海響館」などの下関観光スポットもあります。気ままな関門旅行へお出かけしてみませんか?