予告編できました! 再生してみて下さい
「平家物語」って一度ちゃんと聴いてみたいけど…と思っていた方へ
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり
このフレーズだけは誰もが知っていても、中身はよく知らないのが「平家物語」ですよね。知ってみれば、さすがに1,000年も語り継がれる物語だけあって実に面白い話です。この機会に、最初の一行からもう少し進んでみませんか?
今回そんなあなたにとっておきの舞台をご用意しました。
元々宮廷文学だった「源氏物語」などとちがって、平家物語は琵琶法師が語って歩くことで全国の大衆にまで広まったいわば日本初の大ヒットエンターテインメントで、「耳から聴いてワクワクする」というものだったんですね。冒頭のフレーズもやはり「耳に残る」名文句です。
長〜い平家物語の中でも、やはりクライマックスは「壇ノ浦の戦い」です。
- 都落ちした平家が柳ヶ浦(現在の門司駅周辺)に一時的に落ち着くシーン
- 最初は関門海峡の東の潮流に乗っていた平家軍が大量のイルカの登場後に潮の流れが変わるシーン
- もはやこれまでと悟った平家の大将 平知盛が安徳天皇や女たちが乗る「御座船」にやってきてなぜか掃除を始めるシーン
- 「皆さん、もうすぐ珍しい東男が見られますよ〜」と軽口を叩いて女官にひんしゅくを買うシーン
- なんといっても、幼い安徳天皇を抱き祖母の二位の尼が海に身を投げるシーン
- 平知盛が「見るべきものは全部見とどけた」といって海に身を投げるシーン
また、「波の下の都」には、関門ならではのシーンも創作で盛り込んでいます。
- 安徳天皇や建礼門院平徳子が、関門海峡の周りの神社をお参りして回るシーン
- 義経からの矢文が平家最後の砦だった「彦島」に撃ち込まれるシーン
- 決戦に備えて平知盛が率いる平家軍が戦陣を移した門司の和布刈神社で宴と作戦会議をするシーン
壇ノ浦=関門海峡にはこの物語を語り継ぐ場が必要・・・と、名シーンをみんな盛り込んで、現代の言葉、しかも建礼門院平徳子の女性目線で語る「平家物語」を作ってみました。そこに、琵琶法師のように琵琶の演奏と謡(うたい)が次々入り、昔の人が聴いた平家物語のワクワク感をできるだけ再現します!
下関や門司ではおなじみの地名や神社もたくさん出てきます。ただ今、絶賛ご予約受付中。
三宜楼の食事もセットにした非常にお得なプランもありますよ〜。こちらは40名限定!お早めに。