提供:北九州市・下関市(関門地域行政連絡会議)

「平家物語」が日本の芸能にこんなにも影響を与えていたとは・・・

今回、関門時間旅行プロジェクトの『平家物語と神宿る舞台をめぐる旅』を開発したいというテーマから、企画・調査の下調べを開始した中野隊員は、平家物語が日本のあらゆる芸能に影響を与えていることを改めて知り、びっくりしていました。

そして入門編のダイジェストながら「平家物語」の現代語訳を読んでみて、当然とはいえクライマックス近くになると、壇ノ浦はもちろん、いまでもある地名がたくさん出てくることにも驚いたとか。これは確かに舞台好きな人にとっては“回り甲斐”のある旅が企画できそうだと確信しはじめたようです。

この旅は、「宮本武蔵」の旅を考えたときのように、「史実」を追いかけようとは思っていません。それよりも、琵琶法師が語り、様々な舞台で演じられてきたその儚く、美しく雅やかで、ちょっと怖くて、だけど続きが観たくなる・・・そんな『物語』を感じられる旅にしていきたいのです。

「耳なし芳一まつり」の衝撃

それには、琵琶の音がどうしても欲しい・・・と思っていたところ、中野隊員の情報から福岡在住の琵琶奏者がいて、今度下関の赤間神宮で「耳なし芳一まつり」なるイベントで琵琶の奉納演奏をするということが判明。関門の現場で琵琶の音が聴けるなんて、これ以上素晴らしい出会い方はない!とさっそく皆で取材に出掛けました。

実際に観てみたら、その演奏の迫力!神職の祈り、ぴーんと張った場の空気感など、すべてが相まってとても素晴らしい舞台でした。ホールで聴く演奏会などとはまったく違う感動が味わえます。

まずはとにかく、動画をご覧ください。

ということで、「関門時間旅行Deeper!!」シーズン2では、『「平家物語」と神宿る舞台をめぐる旅』を開発します。


次回は、「平家物語」や「平家文化」の魅力を、全国平家一門会(平家の末裔の方が作るこんな組織が今もあるんですね〜)の会長に聴いてみます。 次回もお見逃し無く!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です