関門時間旅行

【Episode3】関門は、神宿る舞台の宝庫だった!



提供:北九州市・下関市(関門地域行政連絡会議)

「神宿る舞台」と呼びたくなる伝統神事

関門エリアには、長い歴史を持つ神社がたくさんあります。
神社といえばみんなが楽しみにしているのが「お祭り」。なんとなく、現代人はイベント的に捉えていたりしますが、その本質はもちろん神に捧ぐ「神事」です。

お祭でお神輿(みこし)を担いだり山車(だし)を引いたりする神社も多いですが、関門エリアの神社では「古式ゆかしい神官などによる神事」がお祭の中心というものがたくさん見られます。

神主や保存会による神に捧ぐ「舞い」「踊り」、またはまるで舞うような動きの神官の「清め」「祓(はら)い」「祈り」「祀(まつ)り」・・・。それは、日本の芸能のルーツといってもいいでしょう。日本では「芸能」は、個人の表現活動ではなく、神に捧ぐ祈りが原点にあります。

さらに、関門海峡が平家滅亡の海であり、安徳天皇が入水された場であることは、このエリア全体にとって永遠に忘れることができない出来事です。関門海峡は今も昔もこれからも、祈りの海なのです。

今回は、そんな「神宿る舞台」とでもいいたくなる、見ごたえのある関門の伝統神事を特集します。
調べてみると、本当に年中そんな神事があります。平家物語ゆかりのものも、そうでないものもあります。同じものでも、これをホールの舞台で観たのではぜんぜん感動が違う・・・というものがたくさん。ごゆっくりお楽しみください。


次回は、ツアー篇で組み込む予定の「平家物語のゆかりの地」について調べてみます。 次回もお見逃し無く!

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About The Author

関門プロデュース研究隊隊長富田 剛史
関門エリアの魅力に惹かれ、しかしそのA級コンテンツが地元以外にあまりに知られていないのを何とかしたいと「関門プロデュース研究隊」を旗揚げした。日々、一風変わった仲間が増殖中。あなたもいかがです?

メディア・プロデューサー
クリエイティブ・ディレクター
トミタプロデュース(株) 代表取締役

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